翻訳
機械翻訳といえば、一昔前は、珍妙な訳文が物笑いの対象でしたけれども、近年精度が向上し、広く使われるようになっています。機械翻訳の長所は、速度と価格です。無料のものもあります。しかしながら、翻訳者である私からみますと、次のような問題が残って…
「六十の手習い」といいます。広辞苑 第七版によりますと、「60歳になって初めて習字を始めること。晩学のたとえ。八十の手習い。」私は、65才で定年退職した後、本格的に翻訳をはじめました。それまで、外国生活が長かったですし、帰国してからも英語を使っ…
特許翻訳は、骨の折れる作業である。内容の多くが最先端の科学技術の知見に基づいているうえに、文章が長い。記述をくどいほど厳密にすることによって、誤解を避け、ほかの特許との弁別を容易にし、類似の特許出願を困難にするためであろうが、とにかく読み…